不動産ニュース

2020年8月の不動産Movement

先月のオアフ島における不動産取引価格の推移は以下の図のようになっています。

2020年8月 オアフ島の不動産統計

住宅市場はコロナ禍で複雑な動き

ホノルルリアルター協会(HBR:Honolulu Board of REALTORS)は、8月のオアフ等の販売状況をニュースリリースでレポートしました。2次感染拡大の中で、全体的には順調な回復を示しており、特に既存戸建て住宅の中間販売価格(Median Sales Price)は839,000ドルの高値を記録し、前年8月の790,000ドルから6.2%上昇しました。一方、コンドミニアムは回復までに時間がかかりそうです。

「オアフ島の不動産市況は、在庫数が少ないにもかかわらず、バイヤー(買手)の購入意欲は引き続き高く、史上最低金利との相乗効果により既存戸建て住宅市場に需要が殺到している。コロナ禍においても住宅価格は上昇しており、バイヤーは低金利を活用しようと市場に殺到しており、セラー(売手)にとってはまたとないチャンスだ」と、2020年HBR会長のトリシア・ネコタ(Tricia Nekota)女史は語っています。

戸建ての販売(Closed Sales)は、ロックダウンした5月の248戸(4月も同戸数)を底に、毎月徐々に回復してきました。前年8月との比較でも2.8%の増加です。しかし、新規の販売物件数(New Listings)は伸び悩んでおり、前年同月比で20.0%減少しました。物件が販売されてから成約されるまでの日数(DOM:Median Days on Market)は15日、前年比では44.4%も短縮されました。

一方、コンドミニアムの販売戸数は409ユニットで、戸建ての回復力には追いつかず、前年8月の512ユニットから20.1%の減少、前月7月との比較でも4.0%減少しました。しかし、販売価格は前年の419,500ドルから2.5%上昇し、430,000ドルになりました。新規の販売物件数も、コンドミニアムは増加しました。7月の657ユニットから696ユニットへ5.9%増加しましたが、前年比では−10.5%、1月から8月までの通年(YTD:Year-To-Date)では−19.0%でした。成約されるまでの日数は23日、前年8月の22日とほぼ変わりませんでした。

戸建て市場はこの3ヶ月間で、販売戸数の43%が満額あるいはそれ以上の成約価格になり、前年同期の35%を上回りました。もともと、オアフ島では戸建ての需要が高かったのですが、米国本土と同様に、新型コロナウイルス感染症の拡大がバイヤーの心理に「限られた空間よりも解放された空間へ」「都心のコンドミニアムから郊外の戸建てへ」と、影響を与えているようです。

詳細な統計はこちらをご参照ください。

2020年8月 オアフ島の不動産統計

<Source: Honolulu Board of REALTORS>

ハワイ・マンスリー No.84 2020年8月号

「ハワイ・マンスリー」は現地の不動産情報を中心に、政治・経済・文化・環境・ライフスタイルなど、旬の話題を毎月お届けします。”ハワイの本当の姿” をお伝えするニュースレターです!


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編集後記:
ホノルルは8月も引き続き、島外からの訪問者に2週間の自主隔離を義務付けており、国際線は帰国できなかった乗客の救済便として、限られた便数が運航されるようです。飲食店の屋内営業は徐々に再開されましたが、8月27日にホノルル市長がステイアットホーム第二弾を発令したため、27日からの営業はテイクアウトとデリバリーのみとなりました。公立学校は5ヶ月間の自宅学習と夏休みを経て、8月17日から再開したばかりでしたがオンラインの授業に切り替えられ、不動産業業界はオープンハウスを控えるよう通達されました。

マーケット・アップデイト No.17 2020年8月号

オアフ島を中心に、ハワイ州内の戸建て・コンドミニアムの最新の販売状況を、毎月お届けします。
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マーケット・アップデイト No.17

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U.S.R.E. ニュースレター No.11 2020年7月号

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U.S.R.E. ニュースレター No.11 2020年7月号
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2020年7月の不動産Movement

先月のオアフ島における不動産取引価格の推移は以下の図のようになっています。

2020年7月 オアフ島の不動産統計

オアフ島の住宅市場は着実に回復に向かう

2020年ホノルルリアルター協会会長のトリシア・ネコタ女史は、「現在の不動産市場は、コロナ禍にも関わらずバイヤーのマイホーム購入の意欲が強く、戦後最低の住宅金利というチャンスを逃すまいとしています。さらに、今まで及び腰だったセラーも、販売物件を徐々に市場に戻し始めています。7月のホノルルの不動産市場は活気を取り戻しただけでなく、ハワイ経済の復活に向けて大きく貢献しています」と語りました。

オアフ島の既存戸建て住宅の販売は、前年同月対比で3.0%の減少ですが、2019年の月間平均販売戸数を15.3%上回り、6月から19.5%増加しました。

価格帯で見ると、オアフ島の販売価格の中間値に当たる700,000ドル〜899,999ドルの物件の販売が増加し、600,000ドル〜699,999ドルの価格帯の物件の販売は26.5%減少しました。引き続き戸建ての需要は多く、物件が市場に出てから成約されるまでの日数(DOM:Days on Market)は13日になり、前年同月の17日、2020年通年の19日よりも短くなりました。

コンドミニアムの販売戸数は、前年同月対比で17.0%の減少ですが、6月から36.5%も増加しました。400,000ドル〜499,999ドルの価格帯の物件の販売が20.7%増加しましたが、それ以外の価格帯では減少しました。

新規のリスティング(新たな販売物件)は、前年対比で戸建てが18.8%、コンドミニアムが15.6%減少しましたが、6月からは、それぞれ7.7%、9.9%増加しました。

「在庫数(販売可能な物件数:Inventory)の少なさと新規の販売物件(New Listings)の減少は続いていますが、1つの物件に複数のオファーが入り、販売価格よりも成約額が高くなることが多いのです」とネコタ会長は指摘します。

7月の販売価格は戸建てが815,000ドル、コンドミニアムが440,000ドルで、前年7月からそれぞれ2.4%、4.7%減少しましたが、1月〜7月の通年対比では、戸建てが790,000ドル、コンドが430,000ドルになり、それぞれ0.6%、1.2%増加しました。

詳細な統計はこちらをご参照ください。

2020年7月 オアフ島の不動産統計

<Source: Honolulu Board of REALTORS>

ハワイ・マンスリー No.83 2020年7月号

「ハワイ・マンスリー」は現地の不動産情報を中心に、政治・経済・文化・環境・ライフスタイルなど、旬の話題を毎月お届けします。”ハワイの本当の姿” をお伝えするニュースレターです!


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編集後記:
6月に一部の飲食店やビジネスが再開したことから、7月には徐々に通常の生活に戻ることを期待していましたが、ハワイ州知事は州外からの訪問者を2週間の自主隔離なしで受け入れることを9月1日まで延期しました。ニューヨーク・タイムズによると、ハワイの感染者数は全米で2番目に少ないのですが、感染者は毎日増え続けています。昨年10月に着工したカカアコの「イリラニ」は当初、アフォーダブル住宅(購入者の所得制限があるコンドミニアム。申し込み審査及び抽選を通過した人だけ購入できる)のバイヤーを対象に最低販売価格を打ち出し、応募倍率は3.5倍になりました。しかしコロナ渦の影響でキャンセルが続出し、328戸中101戸が売れ残ったため、販売対象を地元の一般市民に変更しました。また、五つ星ホテルとして知られるハレクラニホテルは、改装工事のため来年7月まで休業するとのことです(参照:パシフィックビジネスニュース)。

マーケット・アップデイト No.16 2020年7月号

オアフ島を中心に、ハワイ州内の戸建て・コンドミニアムの最新の販売状況を、毎月お届けします。
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マーケット・アップデイト No.16

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2020年6月の不動産Movement

先月のオアフ島における不動産取引価格の推移は以下の図のようになっています。

2020年6月 オアフ島の不動産統計

前年比では減少も、6月の販売戸数は5月を大きく上回る

ホノルルリアルター協会(HBR:Honolulu Board of Realtors)は6月のニュースリリースで「全体の販売戸数は、前年同月と比べると減少しましたが、5月の販売戸数よりも増加しました」と発表しました。販売戸数は2019年6月と比べると23.3%の減少ですが、5月よりも22.3%も増加しました。

「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が収まらない中で、6月が5月の販売戸数を上回ったことは、市場が徐々に回復してきた証拠です」とHBRの2020年会長、トリシア・ネコタ女史は述べ、「さらに、住宅ローン金利が戦後最低の3%を割っていることは、バイヤーにとってはまたとないチャンスであり、停滞している需要と販売可能な物件数(在庫数:inventory)の少なさから、セラーにとってマーケットは未だに頼もしい市場であると言えます」と指摘しています。ハワイでは5月に入ってようやくロックダウンが終わり、5日から段階的にビジネスを再開し始めました。

既存住宅の戸建ての販売数は、前年同月比で7.6%の減少になりましたが、5月よりも21.8%増加しました。戸建ての中間価格は、前年6月から3.3%下がって770,000ドルでした。新規のリスティング物件数は、前年と比べると14.6%減少しましたが、5月よりも13.6%増加しました。

コンドミニアムの販売数は、前年同月から34.0%の減少でしたが、5月よりも22.8%増加しました。コンドのリスティング物件数は、前年比で20.8%減少しましたが、5月よりも17.5%増加しました。販売価格は、すべての価格帯で下がりました。

「ハワイでは失業率が高く、COVID-19の収束にはまだ時間がかかると思われる中で、私たちの不動産業が経済の回復を牽引していることは、とても明るい材料です」とネコタ会長は語っています。

通年で見てみると、戸建ての販売戸数は前年の95%程度になっており、コンドミニアムは前年の78%の状況です。中間価格は安定しており、戸建ては1.3%の上昇で785,000ドル、コンドは2.1%の上昇で427,750ドルです。

詳細な統計はこちらをご参照ください。

2020年6月 オアフ島の不動産統計

<Source: Honolulu Board of REALTORS>

U.S.R.E. ニュースレター No.10 2020年6月号

全米の不動産市場のホットな話題を、毎月お届けします。
エリア別の販売状況・価格推移から今後1〜2カ月の市場予測まで、ここでしか読めない貴重な情報を満載!

U.S.R.E. ニュースレター No.10 2020年6月号
PDF資料はこちらからダウンロードできます。

ハワイ・マンスリー No.82 2020年6月号

「ハワイ・マンスリー」は現地の不動産情報を中心に、政治・経済・文化・環境・ライフスタイルなど、旬の話題を毎月お届けします。”ハワイの本当の姿” をお伝えするニュースレターです!


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編集後記:
ホノルルでは 6月5日から、ようやくレストランの店内営業が再開されました。通常よりもテーブルの間隔を開けて混雑しないように配慮し、マスクと手袋をしたスタッフがサーバーでお料理を運んでくれます。ヘアサロンやネイルサロン、歯科の定期検診なども再開し、マスク着用や手の消毒を常に意識するライフスタイルが人々に定着してきたようです。コンドミニアムによっては、住民に限りエクササイズルームを開放しているところもあるようです。ビーチや公園では、家族でBBQやパーティを楽しむ人をよく見かけるようになりました。物件のオープンハウスは、マスク着用と人数制限を行うことで可能になりました。ハワイは、外部から島内へ訪れた人に自主隔離を義務付ける措置を7月31日まで延期した唯一の州です。お客様から止むを得ず旅行をキャンセルされたお話を聞くたびに、移動の難しさに胸を痛めておりますが、早期の復興を祈りつつ皆様のお越しをお待ちしております。